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2010/12/25

【センター過去問】 平成11年度(追) 第2問 A 問4

"When you get your license, will your parents give you money to buy a car?"
"No, they said I ( ) get one if I wanted to, but they wouldn't give me the money. I have to earn it myself."

(1) can (2) could (3) may (4) shall

「免許を取ったら、あなたの両親は車を買うお金をくれるの?」
「いや、買いたければ買ってもよいと言ったけど、お金はくれなかったよ。自分で稼がなくちゃ。」

今回の問題は話法の転換です。公式どおりですから、難しいことはありません。

They said, "You can get one if you want to, but we won't give you the money."
彼らは言いました。「もし買いたかったら買ってもよいけど、お金はあげませんよ。」(直接話法)

これを間接話法に転換すると、

They said I could get one if I wanted to, but they wouldn't give me the money.
彼らは、私が買いたかったら買ってもよいと言ったが、お金はくれなかった。(間接話法)

They saidが過去形ですから、動詞、助動詞が過去形になるわけですね。

ちなみに、They said to me, "~"の形の時は、They told me (that) ~になります。話法転換の詳細についてはこちらを参照してください。

【英文法】話法と時制の一致

というわけで、すでに答えを明かしてしまいました。正解は(2)のcouldです。

さて、実は今回の問題に関しては、日本語であろうと、英語であろうと、長文読解の訓練で非常に重要なことがあります。それは代名詞と省略を元の形に戻せるかです。

今回の問題文で言うと、They said I could get one if I wanted to.とあります。oneというのは何を指しますか?wanted toの後は何が省略されていますか?

長文読解の訓練とは、これらを全部一つ残らず元の形に直していくことです。この作業は、読解訓練で最も重要な作業です。なぜなら、もしこれらを元の形に直せないならば、実はその文の意味を理解していないことになるからです。

つまりこの文で言うと、They said I could get a car if I wanted to buy a car.というふうに直せないといけません。実はこれは英語の長文だけでなくて、現代国語の長文でもまったく同じことが言えます。

さらに、今回の文では、but they wouldn't give me the moneyとあります。wouldはなぜwouldなのかわかりますか?

普通英語の長文で、wouldとあれば、主に仮定法か、「どうしても~しようとした」という強い意志か、「よく~したものだった」という過去の不規則な習慣を意味します。しかし今回は、単純に意志未来のwillが、話法転換で過去形にずれただけです。これも見抜けなければなりません。

さらに言うと、最後の文のI have to earn it myself.のitは何を指しますか?これはthe moneyのことで、I have to earn the money myself.となります。

なぜ、itではなくて、oneではいけないのですか?それは、oneは可算名詞のときしか使えないからです。不可算名詞のmoneyはoneでは言い換えできません。

さらに言うと、なぜこの文のmoneyにはtheが付いているのですか?最初の文のmoneyにはtheが付いていませんよ。なぜですか?

私の個別特訓を受けると、こういう質問を徹底的に浴びせられます。これらのことに答えられないと、予習不足ということで徹底的にド叱られます。しかし、センター英語で100点以下の者でも、数ヶ月で160点ぐらい楽勝で取れるようになります。

この場合、車を買うための限定されたお金だからthe moneyなのです。ただ漠然とお金という意味なので、最初の文のmoneyにはtheがないのです。

ということを質問されても答えられるようにする作業が、読解の勉強なのです。ただ漫然と読み流しているだけなら、ただの時間の無駄です。読むときは頭を使って、考えながら読むのです。

さらに、高1、高2の文系志望者にアドバイスですが、センター英語はこの程度で済みますが、二次試験などになると、今度は日本語で書いてあっても頭を抱えるような哲学論、芸術論なども出題される可能性があります。

実際は、最近の傾向はこういう文章はあまり出題されないんですけどね。しかし、長文問題集にはこういう文章がたくさん収録されています。これらを、頭を抱えて、考えながら読む訓練を積んでおくと、本番の時事問題などの文章なんぞ、簡単過ぎて、あくびが出るくらいに感じます。英語さえ理解できれば、文の内容を考える必要がないですからね。

だけどこういう作業は高3の1学期にしかできないことなのです。だから、高3の前半は、長文問題集を仕上げないといけないのです。余力のある高2生は、クリスマスの今日から、こういう長文問題集に取り組むといいです。上手くいけば、高3へ進級する以前に、英語に関しては、日本中のどこの大学でもOKになります。

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Author:塾長
1957年生まれ。小学校6年生のとき、独学で英語を勉強し始め、大学卒業後、塾業界へ入り、その後20年間、小学生の英会話から、大学受験英語まで指導してきました。趣味はフライトシミュレーターとルアーフィッシング。

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